事例:設計と試作

「設計」といっても製品のサイズ、重量、箱の用途も様々です。

どんな風に課題をクリアしていくか、その経緯をご紹介します。

ヘアブラシの箱

ひとつの箱でサイズ違いの製品も兼用できる、台紙付き化粧箱

色々な設計ご依頼の中で、「製品サイズが複数あるので箱を兼用したい」というご要望をよくお寄せいただきます。今回はヘアーロールブラシのオリジナルパッケージについてのアレコレです。一見すると、複雑な設計ではないように見えますが、実は中に入ってる台紙に工夫があるんです。

設計と試作 file03 サイズ違いの製品を兼用できる箱
file03 兼用できる台紙の構造
台紙を外箱にセットして上からブラシを差し込みます。 サイズ違いのブラシを固定するため、 台紙には直径が異なる放射状の切れ込みを入れました。
設計と試作 file03 セット方法と台紙の拡大写真

通常のロールブラシのように、ブラシ部分が髪を巻きつける為に太く丸くなっていて柄の部分がブラシ部分よりも持ちやすいように細くなっております。この台紙では柄の部分を2点抑えることで固定をしております。ブラシ自体のサイズが6種類ありましたので写真のような複数サイズに対応する穴の形状にしています。上下ともに放射状の切込みを入れることでサイズ違いの製品にも柔軟に対応、柄の部分を2点でしっかり押さえるので固定用の台紙としても問題ありません。ブラシ自体長さも異なるので上手く固定できるか心配でしたが、お客様にも納得頂き無事納品に至りました。

 

室長のアレコレメモ

商品はまだ市場に出る前ということで売れ行きが読めず、お客様も全バリエーションに対応したパッケージを作ることに躊躇っていらっしゃいました。極力コストをかけずに共通化できる所は節約して初期費用を抑えたご提案となりました。今後は売れ行きに応じて個別対応をしていければ…と考えております。

そして今回はパッケージデザインもお手伝いさせていただきました。女性向けの商品として、使用後の髪のなめらかさをイラストで表現してみました。ここで女性の写真を使用しますと写真のイメージにより購買層の幅が限られてしまいますので、世代に関係なく購入していただけるようイラストにしました。

 

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